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駿河のキャラクターとしても、アニメーションの演出としても、
するがモンキーは『化物語』の中でもかなり好きなエピソードです。

以前、あとがたり「するがモンキー」 篇の感想を書いたのですが
DVD or BDが発売されて「完全版」がやっと聴けたので、
編集版で語られていなかった部分の感想も書こうと思います。
いやあ、やっぱり面白いです、このお二人のトーク。
キャラクターや作品に対する解釈だったり、収録現場の様子だったり、
惜し気もなく語られていて。


・ひたぎと暦の関係は沢城さん曰く
「付き合い始めの男女をすごくすごーく広げていった先に、結局根本的にはああいう関係」
表面的な会話だけを聴いてるとまったくそういう風には見えないけれども、そうですね。

・斎藤さんにとっての戦場ヶ原ひたぎ
「ひたぎって男女ですごく意見が分かれているキャラ」「『ひたぎクラブ』の時はよく、見てくださった方に『怖いキャラだよね』って言われてたの」「私の中ではとっても女の子らしい感情」
あまり恋愛をするキャラクターを演じた事が無いので、そういう意味でも戦場ヶ原さんに対してかなり女の子らしい印象を持ったようです。

「ひたぎの愛情の出し方っていうのはほんとに普通だよ」「彼女はそれを表に出すっていうことをある段階で制限されてしまった」「自分の気持ちはすごく動いているんだけど、すごい分量のダムみたいな水なんだけど、最後が蛇口」
しかもその蛇口からは大量のホッチキスの芯が出ていそうだ。

・阿良々木暦像
「阿良々木くんも一見すごいフラフラしているように見えるんだけど、根本は揺らがないから」
だんだんそうとも言えなくなってきているような気がするのは私の心が汚れているからでしょうか。

「もしね、高校生の男子って、こんなに繊細で、こんなに熟考してたらどうしようって思ったんだけど。なわけ無いかなあ?」
高校生の時に既にバリバリ働いていた沢城さんがそれを言いますか。

「特にやっぱさ、神谷兄がやるから余計だよね。あの人やると基本もうなんかさ、正義の人じゃない?」
「本当は結構いい人だからね」「演じると出ちゃうよね、根本がね」
「かっこいいんだよね~」「ちくしょう」
すごい勢いで誉められていらっしゃる。

・羽川翼像
「堀江さん最高!」
「あの人の喋りたまんないよね!」
「あの温度は出せないな~」
「ちょっと母性本能?」「でもちょっと生活感の無い感じね」
うんもう、まさにその通り。ずっと聴いていたいですバサ姉の喋り。

「みんな大好き羽川さん」
キャスト陣の間での人気ナンバーワンのようです。

・演出の斬新さ、制作現場の厳しさ
「どこまでを遊びというか賑やかしの要素として捉えればいいのか、どこまでをしっかり心を描くために持ち出されている演出なのかを、どうかスタジオで分かりたいね」
「もうここで言っちゃってもいいみたいだから言うけど、7話と8話は本当に絵の状況も大変で」
「あの量当日台本ってさあ。そんなに声優さんは喋れないよ早口で」
「そうなんですよ。ぶっちゃけ当日台本だったりとか『化物語』はして」
これ、一番衝撃でした(笑)
ほとんど原作から取捨選択しているセリフとは言え、
あの量を当日処理されるとは…改めて声優さんって凄いですね。
そして、9話10話はさらに大変だったわけで。
ノーモア富士山、頑張れシャフト。
神谷さんにしても斎藤さんにしても沢城さんにしても、新房監督×シャフト作品のある意味常連のような方々だからこそここまで笑い半分でぶっちゃけられるんだろうなあ。

・とんでもない文量の台本
あの櫻井孝宏がめくりそびれてセリフが言えなかったとかさ」「それくらい、私も一回あったんだけど、間に合わないわけよ」「どこまでセリフを、前のページのを書けば足りるのかも、切れどころがない」
とにかく櫻井孝宏蕩れ~な今回のあとがたりですが、あの方は本当にもう、実力派だよなあと。
(なんだか偉そうな言葉しか選べなくて申し訳ないのですが)

・ほぼ同年齢だけど世代の違うキャラクターを演じる櫻井さんと神谷さん
「やっぱりメメは全部見透かした大人の物言いをしていて、暦は高校生の心理で喋っているから、子供の『何とかなるだろう?』っていうちゃんと見えていない部分」
櫻井さんと神谷さんの掛け合いは圧巻でした。
ご自身の半分以下の年齢のキャラクターを演じる事も少なくない斎藤さんが今更何をおっしゃる、と思いつつ。

・さらに賞賛は続く。
「でもやっぱり神谷兄がやると出来過ぎだよーかっこよすぎるよ」「私が何でこんなに言ってるかっていうと、多分ね駿河の主観で結局見ちゃうじゃない?」「そうすると恋敵としては出来すぎてて辛い」
なるほど。

「でもあれは阿良々木君の勝ちだね」
噛ませ犬どころかね。

「そのストーリーが終わってからも、微妙に緊張感がある関係性」「どこか恋敵であり、どこかすごく申し訳ない相手であり、でも自分の深層心理を見せたっていう意味では、もしかしたら戦場ヶ原先輩よりも深いかもしれない」
うーん、すごく納得。

・暦と駿河の腸展開バトル
「絵が出来てから録り直そうかって話もあって、結局見てみたんだけど、やっぱり先週の自分って、本気なんだよね。だから先週の自分に介入する余地がないなって」
というかこのシーンの駿河は本当に凄かったです。

「なんかね千和さん、鶴岡さんがどうも誉めてくれてたらしいの」「新房さんが別の現場で会った時に、『鶴岡さんが誉めといてって言ってたよ』って」「鶴岡さんに長い間、迷惑をかけ続けてきて、初めて誉められたと思って」
初めてなんですか。
バトルシーンから戦場ヶ原先輩への告白までの流れがかなり鳥肌で、何度も見てしまいます。
あと戦場ヶ原さんの「大きなお世話も、余計なお節介もありがた迷惑も…」のくだりも良かった。

・バトルシーンは白っぽい画面で、ひたぎの登場で暗くなる演出
「あの空間を開けたら本当は、普通に考えたら、暗い所に入ったらパーンと光が差しこむイメージじゃない。だけど一気に暗くなって」
戦いの終了、レイニーデビル完敗の合図。

・ヴァルハラコンビの絡み
「神原とひたぎの絡みももっとあるといいんだけどね」「どんな風に二人が会話するのか」
というわけで3巻のコメンタリーはヴァルハラコンビです。
がっつり期待に応えてくださる西尾維新先生、さすがです。
駿河に「世話かけるな」「いいよ」を言わせているあたり、やっぱりあとがたりを受けて書いてるのでしょうか。

キャラクターコメンタリーは
DVD=ドメスティック・バイオレンス ランクD(Domestic Violence rank D)
Blu-ray=BL憂い

という新しい解釈の仕方を教えていただきました。

エンディングアニメーションの戦場ヶ原さんはとっても可愛らしいと思っていたのに、「支配者のポーズ」だったなんてもうがっかりです。

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(2009/11/25)
神谷浩史斎藤千和

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