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メガミマガジンの虚淵さんのインタビュー記事にて
マミさんの死を『グレンラガン』のカミナに例えているのに違和感をおぼえました。
いや脚本家が言ってるんだから意図としてはその通りなんだろうけども(笑)
個人的には、ナデシコのダイゴウジ・ガイ(山田二郎)が近かったかも。
呆気なさとか、それでいて大きな喪失感とか、その後の物語の中での在り方とか。
(まどかマギカで今後マミさんがどういう存在になっていくのかはまだ分かりませんが)

展開としてはそこまで真新しいものでは無いと思うけど
自分でもびっくりするくらいショッキングだった。
それは何故か?ということを先週はぐるぐると考えていたので
以下自分の気持ちの整理。


第3話までのストーリーを、まどかとマミさんの関係を中心にまとめると、
1話でまどかが魔法少女であるマミさんと出会う。
2話でその力や魅力を知り関係を深める。
3話で憧れの感情を抱いたまどかが魔法少女になる決心をする。
ところが心を通わせた矢先にあっさりマミさんが魔女に食べられてしまった。

正直、死ぬ前のシーンはもうあざといまでに死亡フラグを立てまくっていて、
「ああもう退場なんだな」という覚悟はできてしまった。
それに視聴者の感情を揺さぶるには3話というのは展開が急だし、
共闘しているわけでもないので弱い。
それでもいざその時が来るとテレビに向かって「うわあああああ」って叫んでました(笑)

まず前提として、これは悲しみを誘うための「お涙頂戴」の死ではないということ。
ついでに「死」の描写で安易に視聴者に衝撃を与える事を狙っただけのものでもないということ。
これは主人公と視聴者に「現実」を見せるための死。もっとあっけらかんとただの「事実」かもしれない。
虚淵さんもマミさんの人気は嬉しい誤算だと言ってましたね。

この作品では4話になっても主人公はまだ魔法少女でもなんでもない、ただの中学生。
その変わりに「この作品における魔法少女ってこんなものですよ」を最初に見せてくれたのがマミさん。
マミさんは一度死にかけたところをキュゥべえとの契約によって生き延びて魔法少女になったらしい。回想を見る限りでは。
それってまさに主人公的設定だよなあと。
普通だったら主人公が見せるべき、
序盤での魔法少女の活躍を見せてくれたマミさんが、
あっけなく食べられてしまった。それが現実。

さらに、先輩風を吹かしていたマミさんが自分の気持ちを吐露する場面。
急展開で無理やり感満載にも関わらず少し泣けてしまった。
多分それは私がこの作品を1、2話で疑う事しか出来なかったからだと思う。
伏線が張り巡らされていて謎が多く、
キュゥべえもマミさんも胡散臭くてしょうがなかった。
マミさんは「本当にただの面倒見の良いお姉さん」なのか「実は何かを知っているけれど隠している」のかが分からなかった。
この二人に限らずこの作品の登場人物はみんな疑い出したらキリがない。
それが、ここで初めて主人公以外のモノローグが出て来るわけですよ。
モノローグによって、「ああこれは本当に嘘偽りない本当の感情なんだ」と初めて心から信用することができて安堵させてくれたわけですよ。
なのに息をつく間もなく…

あとは絵としての見せ方そのものの秀逸さ。
直接的にその瞬間を描きながらも、
溶けたリボンやグリーフシードが刺さって割れたティーカップから滴る紅茶で間接的に「血」を見せていてそれが妙に生々しかった。
特に紅茶の使い方は、2話、3話、4話ともうひれ伏すしかない。

スタッフが発表された時点で「血だまりスケッチ」などと揶揄されていたけれど、
(それが視聴者にとって良く映ったか悪く映ったかはさておき)
まさに至極二次元的なキャラクターが虚淵さんの脚本と合わさって化学反応を起こした瞬間だった。
インタビューで言われていたように、
蒼樹うめ先生の絵って二次元でしか成立しない魅力がある。
それをまた、アメリカネズミや村上隆をオマージュしたかのような「超」二次元キャラが食ってしまう。
そりゃあ、ショッキングですよ。
ケレン味溢れるどころかケレンしかない戦闘描写の中に唐突に訪れた死、
その落差に打ちのめされたのかもしれない。

…3話の魔女に関しては、
脱皮前はサンリオキャラクターっぽいし、
脱皮後はアメリカネズミ的でもあるし『イエローサブマリン』にも出て来そうだし
明らかに「どこかで見た事のある造形」だけど
しっくりくる例えが見つからない。


インタビュー記事を読んでいるとこの先の物語の方向性が見え隠れしますが、
もう虚淵さんのお言葉が何も信じられない(笑)
なんなんでしょうねこのアニメは。
視聴者が「魔法少女」を知っている、「シャフト」や「新房昭之」を知っている、「虚淵玄」を知っている、「蒼樹うめ」を知っている事を前提にメタ的に作っているような印象を受けるけど
最後まで見ないとこの第3話は判断しかねます。とにかく最後まで見届けなければ。
まあ理屈じゃなく好きなのでどんな結末であれ買いますが。

ていうかメガミのピンナップ、
ほむらさんの胸にタテ線入れるとか分かってない…
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